神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

市島春城と藤田霊斎


市島春城(本名・謙吉)の日記に藤田霊斎なる霊術家が出てきた。

大正5年7月9日 今朝、内子みつを連れて高輪の藤田霊斎方へ行く。みつ心霊療法ニより胃腸を治せんと望み、その請求制しかたく個様の事も多少の効果あらんとて、試みしめんとする也。


「内子」は妻、「みつ」は末娘。坪内逍遥の日記に出てきても不思議ではないが、市島の日記に出てくるとは意外。

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日本女子大学成瀬記念館で「成瀬仁蔵生誕150年記念展」開催中。同記念館は一度行ったことがあるよ。成瀬にもあやすぃ〜要素があるみたいだすね。

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國文學』の次号(6月10日発売)は「地方の文学」特集。川上賢一氏も執筆予定。ということは、書肆アクセスの話も出てくるか。


安田均 昭和25年生。48年京大法学部卒業後、某商社勤務。8年も大学にはいなかったみたい。