神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

暁烏敏と増田正雄


暁烏敏という坊さんがいる。堺利彦『売文集』(丙午出版社、明治45年5月)の「巻頭の飾」に一文を寄せた一人でもある。暁烏の日記に大阪の増田正雄という人物が出てくる。


明治42年の日記の「年賀状往復控 来」では「大阪市西区江戸堀南通五 増田正雄」、43年9月17日の条には「朝六時大阪をたつ。増田君に送らる」とある。また、43年の「人名簿欄」には、「大阪西区江戸堀南五丁目六 増田正雄」とある。『大日本実業家名鑑 下巻』(実業之日本社大正8年7月)記載の「五丁目壱番地」とは地番が異なっているが、同一人物ではなかろうか。

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講談社から三浦清宏『近代スピリチュアリズムの歴史 心霊研究から超心理学へ』なる本が出ていた。
この人、芥川賞受賞者なのね。中公文庫『イギリスの霧の中へ 心霊体験紀行』は持ってる。

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国立近代美術館フィルムセンター(京橋)で「映画資料でみる映画の中の日本文学 Part 1」開催中。7月20日まで。
リンク先の左上の白黒写真は谷崎潤一郎蘆刈』を原作とする「お遊さま」(1951年)撮影時のスナップ。左から谷崎、田中絹代、堀雄二、溝口健二監督。4/25(金) 6:00pm、 5/4(日) 0:00pm には「痴人の愛」を上映。

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不忍ブックストリート 第6回一箱古本市の店主」発表。退屈男氏はどこだ?