神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

オタどんのオールタイムベスト


新聞も雑誌も2007年の回顧モードに入っているが、まだまだ黒岩さんの本が今月2冊も刊行されるのだから、1年を回顧するにはちと気が早い。
そこで、オタどんはオールタイムベストということで思いついた本を挙げてみた。本来は、ジャンル別にして、選びたいところだが、時間もないのでまとめてベストテンとした。


岡茂雄『本屋風情』
谷沢永一『紙つぶて』
佐野眞一『だれが「本」を殺すのか』
黒岩比佐子『『食道楽』の人 村井弦斎
伊藤整瀬沼茂樹日本文壇史
横田順彌『日本SFこてん古典』
立花隆日本共産党の研究』
荒俣宏『別世界通信』
柳田國男『炭焼日記』
反町茂雄『一古書肆の思い出』


原則として再読、三読に耐え、読めば読むほど新たな発見がある本を選んだ。立花と荒俣の本は、かなり昔愛読した本で最近は再読していない。挙げた順番に特に意味はない。どうしても、近年に読んだ「本の本」の類に偏ってしまう。
そうだ、番外として筒井康隆の小説『俗物図鑑』を足しておこう。