神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

コックリさん、コックリさん(その2)


桑原三郎監修『巌谷小波日記 翻刻と研究』によると、巌谷がコックリさんをしたのは、明治20年1月26日・27日・29日、4月9日・10日。
これと同時期に、コックリさんをしていたのが、芳賀矢一
芳賀矢一文集』*1所収の芳賀の日記によると、

明治20年4月10日 快晴 朝コツクリ様をやる 頗る甘し


とある。偶然のことながら、この日は、巌谷小波芳賀矢一の二人が、コックリさんをしていたことになる。


追記:『ミネルヴァ通信』8月号に坪内祐三が「復刊希望」を書いていて、同社のレイモンド・ウィリアムズ『文化と社会』を二十年以上探している幻の書としている。均一台で見つけたら拾わねば。