神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

『SFイズム』創刊号の「なにがなんでも山田正紀」特集

SFイズム』創刊号、1981年5月は、「なにがなんでも山田正紀」特集。目次は、

山田正紀をえいと斬る 山田正紀に関するパラドックス的考察 飯田耕一郎
山田正紀様、好きだから言わせてもらいます。 原絵利須
何が何でも山田正紀を全て受け入れるぞ 村上敬司
『チョウたちの時間』に見る時間感覚 藤生登
山田正紀の中の主人公 細谷郁彦
山田正紀分析記録 山田正紀研究会編
 ・山田正紀のプロフィール
 ・まず、山田正紀を知ろう(著作リスト、単行本リスト、文庫本リスト、『星雲賞』リスト)
 ・そして出版社を知ろう(雑誌別著作数、年度別著作数、出版社別著作数、題名にみる漢字使用頻度、単行本作品にみるSF度)
 ・実在人物を使うのも山田正紀の特徴だ(作品に登場する実在人物)
 ・いつか、生物大図鑑をつくってみたい(山田正紀版生物図鑑)
 ・小道具にこだわるのは男の特権だ!!(山田正紀小道具集)
 ・構成を分析したり、異世界をイラスト化したりするくらいじゃないと、ファンとはいえない
 ・山田作品をパズろう ネタばらしもあるけどこんな遊びも楽しい
 ・ベスト10選びってのは結局お祭りなんだ だからやってみたい 山研会長が会員の意見をまったく無視して選んだベスト10(編者・丸山靖英)
 ・まずまずの成功をもって幕をとじたのだ 第一回山田正紀研究集会レポート

研究集会レポートによると、1月11日渋谷の喫茶店ゾネで開催された集会に、連絡の手違いで山田氏は一時間近くも待っていたという。しかし、山田氏はあやまる会長に怒りもせず、「だいじょうぶですよ」と言ったというから、人間が出来てるなあ。