草野心平「つながる僅かの人たち」*1によると、草野は高橋元吉を三度訪問している。
昭和三年といえば私も前橋にいた。また神明町の家と倉庫の事務室と南曲輪町の家も私は知っている。夫々一回ずつ、つまり三回、私も高橋元吉を訪問している。その頃足掛二年程前橋に腰かけていたのである。二十四、五歳だったろうか。
草野の年譜によると、前橋に住んだのは数え26〜28歳で、
昭和3年9月 横地正次郎、坂本七郎のすすめで群馬県前橋市神明町六九の二軒棟割の長屋に転居。
4年6月 上毛新聞社校正部に入社。この頃、前橋市紅雲町五六に転居。
5年11月 上毛新聞社を退社。祖母トメ(当時80歳)だけのいる郷里の生家に引揚げる。
参考:前橋文学館の無関係者(?)のyukunoskiさん情報(http://d.hatena.ne.jp/yukunoki-a/20111021/p1)によると、
「風邪には風 草野心平の前橋時代」展が、11月5日(土)〜12月18日(日)開催される。
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中野三敏『和本のすすめ――江戸を読み解くために』 (岩波新書)が出てた。
ちなみに、先日言及した「くうざん、本を見る」の管理人「kuzan」氏は、中野先生の門下生である。参考→「中野三敏先生の「変たいの会」」

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