神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

鳴海四郎こと林田茂雄と詩集社の井上英子

『詩集』昭和4年6月号(井上英子夫人追悼号)の「弔文・弔電」に掲載された詩人、歌人、作家、編輯者*1は、

河井酔茗、高村光太郎、服部嘉香、陶山篤太郎、中田信子、足立直郎、渡辺波光、南江二郎、桜庭芳露、臼井史郎、平井実、英美子、永田龍男、小畑貞一、生田春月、生田花世、安川乙弥、山崎矢太郎、小栗又一、和田節子、俵青茅、佐藤惣之助恩地孝四郎、畑喜代司、大河原義衛、佐野岳夫、久保田宇兵衛、安彦英三、松崎武雄、山田長之助、横沢千秋、吉川則比古、鳴海四郎、相沢栄久、藤本芳由季、小野忠孝、千田与三郎、横堀真太郎、塚本逸夫、松尾正男、木山捷平、伊東光、山口秋月、大蔵徳英、古賀残星、内野健児、後藤郁子、橋本健吉*2、目次緋紗子、大関五郎、池永元治郎、白鳥省吾、佐佐木茂索、国吉真善、北原白秋福田正夫、勝承夫、丹塚もりえ、米倉勇、渡辺順三、奈加敬三、吉田常夏

井上英子は詩集社を主宰する井上康文の夫人。素人社の編輯者だった鳴海四郎こと林田茂雄の名前が見える。yukunokiさんみたいに、「この人がここに参加しているのかとか、あの人は何故ここに参加していないのかとか」言ってみたいところだが、「誰やったかいな?」という人が多い(汗)
(参考)「素人社鳴海四郎こと林田茂雄」(8月26日

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和田敦彦『越境する書物―変容する読書環境のなかで』。読むか。

越境する書物―変容する読書環境のなかで

越境する書物―変容する読書環境のなかで

*1:皓星社「明治・大正・昭和前期雑誌記事索引データベース』による。

*2:北園克衛の本名