神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

大阪古書会館「全大阪古書ブックフェア」で出会った古本達

けふもけふとて古書会館へ。といっても、誰ぞがおる東京の古書会館ではなく、大阪の古書会館。10時の開場前に既にわしの前には60人にはいただろうか。後ろは見てない。トチゲキして、4300円だけ買いました。どうしても欲しかったという本はなかったが、そこそこ楽しめました。20日(日)の井上章一先生の講演を予約してあるので、もう一回行く予定。

古書店つのぶえ出品分
『読書人』4巻2号(東京堂昭和19年2月)。「座談会編輯者の道」出席者は房内幸成、萱原宏一(講談倶楽部編輯長)、神山裕一(新女苑編輯長)、下島連(文藝春秋編輯部)、糸原周二(講談社学術課)。300円。
天城勝彦『魔術』(力書房、昭和22年9月再版)天城は坂本種芳の筆名。「心霊術の襤觴と霊媒秘話」「千里眼と念写の話」「霊交術実験の夕」など。300円。
田中角榮日本列島改造論』(日刊工業新聞社、昭和47年6月初版・同年8月8版)帯付。300円。
『フォトアート』3巻3号(研光社、昭和26年3月)。陽春特集「裸婦を写す」。真継不二夫、木村伊兵衛土門拳中山岩太など。300円。
千田二郎『現代宗教批判 邪教を裁く』(伽耶書房、昭和11年11月)ひとのみち教団大本教天理教生長の家、本門仏立講、金光教救世軍を扱う。300円。
・シルヴァン書房出品
『猟奇』1巻2号(茜書房、昭和21年12月)表紙山名文夫梅原北明「ぺてん商法」(遺作)。1000円。
『もくば』11号(京都児童文化研究会、昭和31年8月)500円。
・唯書房出品
『東北文化研究』1巻6号(史誌出版社、昭和4年3月)東北帝国大学法文学部内奥羽史料調査部編輯。喜田貞吉「北海道手宮洞窟内彫刻に就て」、同「オシラ神と或るアイヌのイナオ」ほかオシラ様に関する記事。800円。
・不明
植原路郎『実用 本の辞典』(出版ニュース社、昭和39年9月)。箱の背欠。500円。

ちなみに、帰りに本おやさんに寄って収穫を見せたが、買った本をよく見たら、あまり女性には見せられない雑誌も入ってたなあ(´・ω・`)