第一書房の編集者で、同書房廃業後、八雲書店、斎藤書店を経て、第二書房を興した伊藤禱一。彼が、八雲書店を辞めた時期が判明した。これも新井静一郎の日記だが、
昭和22年4月2日 伊藤禱一氏から手紙が来ていた。一月限りで八雲書店を辞め、今度斎藤書店を手伝うことにした由。第一書房の再建が本当の念願だと書かれていた。
伊藤は、第一書房再建の日まではとの思いをこめ、昭和24年1月第二書房を興した*1が、その夢はかなうことはなかった。
(参考)一昨年5月16日
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『週刊金曜日』に黒岩さんのお嬢様本のちこっと紹介(書影付き)あり。
わすは「東京人」だったらしい。
『文藝』で、河出ブックス刊行記念の石原千秋×紅野謙介の対談を読む。