神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

晶文社にも厳しい風

何やら厳しい風はあちこちで吹いているが、岡崎武志氏が書いていた晶文社の苦境について、朝日新聞さんも書いていた。中村社長によると、

・文藝一般書の新刊は、今までの半分以下の点数にまで減らす。
・既に準備していたラインアップも含め企画を見直している。
・社員の希望退職も募った。
・いったん少しひいて態勢を立て直し、次を狙いたい。
・今後は、学習参考書や実用書の改訂新版や既刊本を中心に据える予定。


本来は来年2月に創業50周年を迎える目出度い時期なのに、こういう状況らしい。晶文社というと、やはり『暗黒世界のオデッセイ 筒井康隆一人十人全集』が思い浮かぶ、ああ。

(参考)
9月1日〜30日 東京都民銀行神田支店で「晶文社50周年記念と植草甚一展」、同月7日〜約1ヶ月間 紀伊國屋書店新宿本店で希少本を集めた「晶文社創業50周年フェア」。

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昭和2年
1月 <彼女なる芝居>→<彼なる芝居>
3月 <うんと金があつたら> 苦楽
4月 <まごゝろ>(大阪に於ける本社講演会) 改造
7月 『改造』(特集)〜八月号。→8月
8月 <芥川龍之介氏を憶ふ>→<諦>(芥川龍之介氏を憶ふ)9月

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アキバ系総裁でだめなら、次は神保町系総裁(どんなんやねん)かすら(笑)