何年も前からジュンク堂書店池袋本店の男性トイレには、「個室を長時間使用する人がいて困っています」というような注意書きが表示されていて、「困ったおっさんがいるもんだなあ」と思っていた。ところが、田口久美子『書店繁盛記』（ポプラ社、2006年9月）所収の「常連さんお断り？」によると、どうやら発端は女性トイレで発生した事件だったようだ。同書によると、コンビニ弁当とお茶のボトルを持ち込んで半日もこもる３０代前半位の女性がいて、注意したら来なくなったということがあったとらしい。こうしたことから、「長時間のご利用はご遠慮ください」という趣旨のポスターが女性トイレに貼ってあるという。おそらく、男女平等ということで男性トイレの方にも表示するようになったのだろう。ちなみに同書によると、アメリカではマックのトイレに住み着いている人もいるらしい（こちらは、「ひきこもり」とは別次元の話の気がする）。
猫猫先生がネタにしてた東京メトロの「家でやろう。」のキャンペーンをもじって言えば、「家で閉じこもろう。」というべきか。それにしても、池袋の繁華街まで出てきて、ジュンク堂のトイレにこもるというのは、よほど家では居場所がなかったのだろうか。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
塩沢槙『東京ノスタルジック喫茶店』（河出書房新社）は、冒頭いきなり「らんぼお」が出てきた。参考文献として林哲夫『喫茶店の時代』も挙がっている。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
映画「童貞放浪記」の劇場公開はまだかすら。
すまった。明日までだった。「逍遥と『早稲田文學』展」（早稲田大学大隈記念タワー10階）と「岡松参太郎文書展」（早稲田大学図書館）。
