神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

山田順子のバー「彼女」


森まゆみの新作『断髪のモダンガール 42人の大正快女伝』(文藝春秋)に、山田順子の章があって、勝本清一郎と別れた後に経営したバーの一つに「彼女」が挙がっていた。斎藤茂吉の日記で「彼女」を見つけたので紹介。

昭和6年1月22日 平福、岩波、僕ト潚々園(山田順子ノ「彼女」ニ行ク、アー、サイトウモキチサンデスカ。飛行機ノプロペラガデセウ、スラリトシタキレーナ奥サンヲオモチノ方デセウ」手ナドニギル女ナリ。

平福」は平福百穂、「岩波」は岩波茂雄
終わり丸括弧、始めかぎ括弧がないが、原文のまま。

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昨日の朝日新聞斎藤美奈子「文藝時評」の「文藝誌のニューウエーブ」は、わかりやすくて勉強になった。


本田透『世界の電波男』(三才ブックス)が出てた。これは猫猫先生の書評も出るか。


久世番子『番線』(新書館)なるコミックを発見!
誰ぞが言っていた本だすね。

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ようやくおコタをしまったと思ったら、もう夏が来た。