黒岩比佐子『パンとペン』(講談社)が読売文学賞評論・伝記賞を受賞とのこと。黒岩さんも喜んでおられることでしょう。沼野充義氏の選評には「そしてみずからも燃え尽き、この傑作を私たちに残してくれた。/残念なのは、賞がいつも人生よりも一足遅く来ることだ」と。
(参考)
「堺利彦と『平民日本史』の編集」(1月30日)
「白柳秀湖『民族日本歴史』完成祝賀会(1月24日)
「堺利彦の告別式での非戦論」(1月16日)
「茂木久平の死」(1月14日)
「黒岩比佐子『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』(講談社)への補足記事一覧(該当ページ順)」(昨年12月18日)