神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ガーーン、はてなダイアリー更新最終日だった

うかうかしてたら、今日ではてなダイアリーの更新ができるのが最後になるらしい。また、はてなブログの方で再会できるでせう。一度、はてなブログの方にデータを移したけど使い慣れたこっちの方で更新を続けちゃったからどうなるのかなあ(´・_・`)

「上州・大逆事件の歌人」を執筆中の伊藤信吉と蒼馬社の中村泰

昭和53年4月伊藤信吉は『萩原朔太郎全集』(筑摩書房)全15巻の編集刊行を終えた。そして翌54年6月から『短歌』に「上州・大逆事件の歌人」の連載を始める*1。この時期に蒼馬社の中村泰宛に送った葉書がある。全大阪古書ブックフェアで池崎書店から購入。昭和5…

第2次『働く人の詩』の発行人としての中村泰

先日話題にした蒼馬社の中村泰だが、うっかりしてたが全大阪古書ブックフェアで同じく池崎書店から買った第2次『働く人の詩』(働く人の詩社)の編輯兼発行人でした。『『山河』解題・回想・解説・総目次・執筆者索引』(三人社、平成28年2月)の宇野田尚哉…

戦前の西宮で創立された蒐集家ネットワーク「西宮雅楽多宗」

平成27年7月から8月にかけて西宮郷土資料館で「阪神沿線ごあんないーー西宮の郊外生活ーー」展が開催された。ここで驚いたのは、三田平凡寺の我楽他宗の西宮版とも言うべき趣味人のネットワーク西宮雅楽多宗に関する展示であった。当然図録を買ったのだが、残…

富士正晴や谷沢永一が感心した蒼馬社の中村泰が書いた「大都映画の話」

先月の全大阪古書ブックフェアでは池崎書店が蒼馬社(大阪市)の中村泰宛書簡等を出品していて、幾つか購入した。今回紹介するのは、昭和50年4月25日付け富士正晴の葉書である。文面は、『蒼馬』3号送付への御礼で、「大都映画の話」が興味深く、「面白い人がま…

青山光二が描いた京都学派の奇人土井虎賀壽と『鹿野治助日記』

青山光二『われらが風狂の師』(新潮文庫、昭和62年4月)は、京都学派の奇人とも言うべき哲学者土井虎賀壽(どい・とらかず)をモデルに三高時代の教え子だった青山が書いた小説である。土井が「土岐数馬」、青山が「菊本辰夫」のほかは、関係者の多くは概ね実名…

古書からたちで未知の早稲田大学出版部PR誌『早稲田出版月報』を知る

今は平野の杭全(くまた)神社傍にある古書からたちがまだ移転する前に買った『早稲田出版月報』。書物蔵さんも知らなかったので珍しい物か。もっとも早稲田の古書現世に「よく見ますよ」と言われちゃうかもしれない。『神保町が好きだ!2018』の「出版社・書店…

あけましておめでとうございます

ちょっと練習用にはてなブログを更新してみる。 今年もよろしくだす(・∀・)