宮本常一の日記*1昭和26年5月29日の条に謎の人物が登場する。
(昭和26年)
5.29。火.(略)人文科学研究所にゆく。柴田、長玄[←?]、水野、貝塚、今西、天野、桑原氏ら来る。今西氏はすぐれたる学者。7時まではなし、鳳にかえってねむる。
[ ]内は編集部が付したもので、謎の人物とされている。桑原武夫や今西錦司の日記を見ないと分からないかと思ったが、ググッたら菊地暁先生が言及していた。「人文研探検ーー新京都学派履歴書(プロフィール)ーー」第12回「宮本常一と水野清ーー「新しい歴史学」としての考古学とミンゾク学ーー」(人文研探検―新京都学派の履歴書(プロフィール)―| 菊地 暁(KIKUCHI Akira))の注2によると、長廣敏雄であった。
- 作者:宮本 常一
- 発売日: 2005/03/31
- メディア: 大型本