神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

岩波書店の『読書のすすめ第14集』に出てくる岩波文庫

『読書のすすめ第14集』(非売品)で言及された岩波文庫(ただし、岩波文庫版で読んだと明記されていないものも含む)をあげる。

岩波文庫で学んだ博物学 荒俣宏 
 アリストテーレス『動物誌』、ラバック『自然美と其驚異』、『完訳ファーブル昆虫記』、ラマルク『動物哲学』、クック『太平洋探検』、デューラーネーデルラント旅日記』、ヘッケル『生命の不可思議』、レーモン『自然認識の限界について 宇宙の七つの謎』

・文庫と私 −子どもの頃、そして今− 江川紹子
 ホメロスイーリアス』・『オデュッセイアー』、『ギリシア抒情詩選』、ツワイク『マリー・アントアネット』、シルレル『ドン・カルロス』

・理由は聞くな、本を読め 鹿島茂

・人生が本のようにあるうちに −読書をめぐる青春と老境のダイアログ− 亀山郁夫
 ドストエフスキー罪と罰』・『カラマーゾフの兄弟』、夏目漱石『こころ』、ショーペンハウエル『自殺について』、太宰治『斜陽』

・「努力」の根っこ ロバート・キャンベル
 幸田露伴『努力論』

・在ることのように長く短い 津村記久子
 『カフカ短篇集』、中島敦山月記・李陵 他九篇』、スターン『トリストラム・シャンディ』

・「歌の話」、進学のことなど 藤井貞和
 夏目漱石吾輩は猫である』、折口信夫『歌の話・歌の円寂する時 他一篇』

・余と到 −読書をめぐる三と四− 山室信一

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今日は、世田谷文学館の「星新一展」(常設展も)が無料だす。