神保町系オタオタ日記

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桜木紫乃「モノトーン」にTRC派遣の釧路図書館長登場

直木賞候補作家桜木紫乃さんといっても、「北方人」日記で名前を知ったくらいだが、『波』3月号から新連載「モノトーン」が始まった。図書館流通センターから派遣された館長が出てくる。

人口十八万人の釧路市が、文化の拠点として歴代図書館長に据えてきたのは、市の文化人ないし定年間近の市職員だった。半世紀も続いて半ば温室化した業務の一切を、株式会社図書館流通センターから単身乗り込んだこの男が変えたのだった。
市立釧路図書館長、林原信輝。

林原は、主要登場人物の一人で、道央の図書館勤務から図書館流通センターに転職し、市立釧路図書館の指定管理者制度導入に伴い、センターから派遣された館長という設定になっている。果たして今後どのような活躍をするだろうか。