神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

巨大古本倉庫島田古書センター


なんか、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の懐旧編みたいになってきたが、某県の古書店の補足。この島田古書センターが、現存すれば、「書物蔵」さんや「はほへほ」氏に、Fブックスとセットでお勧めできたのだが。平屋だが、『全国古本屋地図』によると、四十坪あったらしい。とにかく何でもあった。おそらく図書館本や教育関係書も埋もれていたであろう。


『アメージング・ストーリーズ 日本語版』が何冊もころがっていた。一冊だけなら他の古書店でも売っているのを見たことがあるが、複数冊もあったのはここだけだ。コレクターでもない私でも、千円以下なら即買いしたと思うが、2〜3千円だったので買わなかった*1。肌色の中公文庫もたくさんあったが、買い占めておけばよかったと悔やまれる。復刻版も出てると思うが、戦後文部省が出した『あたらしい憲法のはなし』の現物もころがっていた。


盛者必衰。ある日、Fブックスでの収穫に喜び、六合駅で降り、田んぼの脇の道をダッシュで古書センターを目指したオタどんが目撃したものは、広大な更地であった*2。オタどんの青春が終わったと思った(ウソ)。

*1:「日本の古本屋」によると、1冊でもすごい値段(4千円〜1万5千円)してる。7冊揃いだと16万円。

*2:某氏のメモ(http://www.geocities.co.jp/modernpyramid/bookstore/seishin.html)によると、その後「百均ショップ」が建ったらしい。