書物奉行氏も読んでいる黒岩比佐子『食育のススメ』に出てくる村井弦斎『食道楽』ゆかりの「おとわ亭」。拙ブログでも店に出入りした著名人について何度か言及したが、またまた発見した。
サトウハチロー『僕の東京地図』(春陽堂文庫出版、昭和15年5月)によると、
三省堂の向ひが文房堂、何といつても文房具では、こゝと銀座の伊東屋が両横綱だらう。文房堂のならびの横町をはひると、オトワ亭と書いた看板が出てゐる。何のヘンテツもないミルクホールに毛の生えたやうな洋食屋だが、ひと昔前、法政大学がいまの気象台の向ひ側あたりにグラウンドを持つてゐた頃、このオトワの合の子ベントウなるものは実に評判だつた。(中略)一昨年だか、はひつてたべてみたらやつぱりうまかつた。
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誰ぞほどではないが、「書きかけ」でブログ内検索したらいくつか残っていた。年内に処理しようかすら。
結局、五反田もワセダも行けず。残るはケイオーか。
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『WB』冬号が出ていた。南陀楼綾繁+内澤旬子「けものみち計画の文豪擬獣化宣言(2)」は、「菊池寛=豚」。いつか独歩も登場する予感。(1)は「ここ」で見られる。
佐藤優『国家論』(NHKブックス)を見る。今年は佐藤氏がはびこった年だった。猫猫先生も負けずにもっとはびこらないかしら。