神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

終刊前の『日本古書通信』に「神保町系オタオタ日記」出現


 『日本古書通信』が今年12月号で終刊とのこと。冒頭の写真は、家蔵の創刊号(昭和9年1月号)。残念である。一時期『彷書月刊』と共に毎月買っていたが、『彷書月刊』は終刊するし、『日本古書通信』も毎月は買わなくなっていた。ただ、気になる号は買っていた。しかし、私が購入していた店であるりーちあーとが置かなくなったり、京阪書房が閉店したので図書館で読むようになっている。『彷書月刊』も復刊の話が何度かあったのに未だに実現していないし、出版業界の厳しさがうかがえる。
 さて、3月号の竹居明男「『日本展覧会目録年表』の夢ー私家版『目録の目録雑考』に寄せて」に拙ブログが出てくると、書物蔵さんの旧Twitterで知った。早速拝読。西岡祥吉・西岡貴美子編『目録の目録雑考第1輯』(西岡祥吉、昭和5年11月)の紹介に当たり、「目録コレクター『目録の目録雜考』の西岡祥吉 - 神保町系オタオタ日記」を参照していただいた。ありがとうございます。
 竹居先生は所蔵する展覧会目録(図録)を記載したノート4冊を常時リュックに忍ばせているそうだ。蒐集した目録は数千点に及ぶというので、とてもかなわないですね。京都や大阪で開催される古本市でリュックを背負う竹居先生をよくお見かけしています。いつか御挨拶できますように。
 なお、『日本古書通信』に登場するのは2回目である。平成26年4月号の小西和信「文芸作品に描かれた「図書館」入門」でブログ「書物蔵」と共に「欠かせない大事なツール」とされました。改めてありがとうございます。