神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

『書物通の書物随筆第1巻』(ゆまに書房)解題(佐藤哲彦)にも「書物蔵」「神保町系オタオタ日記」


 今頃気付いた。くうざん先生のブログ「赤堀又次郎 - くうざん、本を見る」によると、書誌書目シリーズ97、宮里立士・佐藤哲彦編集・解題「書物通の書物随筆」(ゆまに書房)の第1巻、赤堀又次郎『読史随筆』解題に、書物蔵氏や私のブログが出てくるという。原本を見ると、確かに解題(佐藤哲彦)に出ている。

赤堀は現在も一部の古書マニアから関心をもたれている(インターネット上のブログ「神保町系オタオタ日記」*1、「書物蔵:古本オモシロガリズム」等で紹介されている)が、その魅力は、学者とも作家とも分類しえない、謎めいた独特の存在感にあるといえるだろう。

 ありがとうございます。もう一人の編者である宮里氏にも「『大阪出版文化資料集』(ゆまに書房)解題(宮里立士)にヨコジュンと「神保町系オタオタ日記」 - 神保町系オタオタ日記」で言及したように別の書誌書目シリーズで言及されていて、宮里・佐藤コンビの両者に言及されていたことになる。なお、「宮里立士(1966-2014)氏死去す - 書物蔵」によると宮里氏は平成26年3月に亡くなっておられた。御冥福を祈ります。
 書物ブログが盛んだった頃、書物蔵氏と私のブログ上での掛け合いを読んでくれていた人は、結構いたようだ。直接、間接に「読んでますよ」と言われたことがある。両方のブログが登場する本としては、「鹿島茂先生もビックラちょ!?新美南吉が見た田沢画房の田沢千代子 - 神保町系オタオタ日記」や「かわじもとたか編著『月の輪書林古書目録を一考す。』にオタどんと書物蔵さん - 神保町系オタオタ日記」で言及した鹿島茂氏やかわじ・もとたか氏の本がある。