10月17日の日経新聞朝刊掲載の出久根達郎｢書物の身の上｣に、『右門捕物帳』の佐々木味津三が欠かさず出席していた泊鴎会が出ていたという。私は全然知らなかったのだが、これを見られた某先生が｢泊鴎会｣を検索して、拙ブログ｢馬場孤蝶の泊鴎会 - 神保町系オタオタ日記｣を見つけられ、書物蔵氏を通して、御連絡してくださった。ありがとうございます。
馬場孤蝶が主催した泊鴎会についてブログに書いたことは覚えているが、内容はスッカリ忘れていた。ブログ内検索をすると、佐々木と泊鴎会については、｢沖野岩三郎「其夜の話」に登場する泊鴎会のメンバー - 神保町系オタオタ日記｣の方で少し言及していることが分かった。出久根氏が欠かさず出席していたと言うので、各種日記で具体的な出席日時が確認できたら、今後紹介していきたい。なお、冒頭の写真は拙ブログで言及した心霊問題叢書(新光社)で泊鴎会のメンバーだった水野葉舟による翻訳書『幽霊の実在』(大正11年7月)である。昨年本の整理中というK先生から御恵与いただきました。ありがとうございます。
