神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

玄洋社関西支部長だった日本少女歌劇座の興行主島幹雄

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今日から大和郡山市で開催の「旅する少女歌劇団 日本少女歌劇座展」。奈良女の磯部敦先生のtwitterで開催されることは知ってはいたのだが、今日の京都新聞に詳しい記事が載っている。1921年大阪・日下温泉で誕生した日本少女歌劇座の運営を引き継いだ奈良・大和郡山の島興行社の島幹雄は、1896年奈良生まれで、興行の世界へ入る前は、玄洋社の関西支部長だったという。驚きますね。これは、見に行かねば。DMG MORI やまと郡山城ホール展示室で9月1日まで、27日は休館、無料。
展覧会開催に至るきっかけは、京都文教大鵜飼正樹教授が25年近く前に百万遍の古本市!で見つけた本社・大和郡山とある日本少女歌劇座の絵葉書。その後、大和郡山の図書館への寄贈品の中に絵葉書、ブロマイド、アルバム、チラシなど500点近くの資料が見つかり、1936年に拠点を移した宮崎では島の孫や元座員に出会い、その成果を今春宮崎で歌劇団の展覧会として実現させたという。
ところで、私は最近玄洋社の関西支部長という肩書きの趣味人をどこかで見たような気がする。誰だっただろう。