千円。清水は東京外国語学校教授、有馬は大阪商科大学講師。「北京鐵路局/No. /20.9.1」と「華北大学/藏書/圖書舘」の印があるので購入。これは、華北交通北京鉄路局が敗戦後の昭和20年9月に購入、その後、接収されて、華北大学図書館の蔵書になったと解釈していいのかな。
「はしがき」によれば、
本書は支那新聞を読みて彼国の実情を究めんとする一般人士への手引として編纂したるものなれども、一面また文検漢文科の一部として施行せらるゝ時文の応試者にも好箇の指針たらんとするものなり。
附録の「支那各地主要新聞一覧」を見てたら、北平にて発行のものとして、「卍字日日新聞 道教仏教紅卍字会の事業の宣伝をなす」とあった。役に立つなあ。