神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

不滅のアスタルテ書房で「荒俣宏の世界」特集の『青春と読書』1997年9月号を

アスタルテ書房の閉店セールに行き、お別れをしてきたファンも多いかと思うが、店は続くことになった。「古書きとら」のtwitterで知り、早速行って奥さんに聞いてきた。古書店勤務の経験のある男性が続けるとのこと。詳しくは、私なんかよりも、林哲夫氏か京都新聞に取材していただきたいものである。何はともあれ、京都の個性派古書店の中でもダントツの存在であったアスタルテの継続は喜ばしい限りである。店をまかされる若者には相当のプレッシャーがあるかもしれないが、皆で盛り立ててあげようではないか。
お祝いにガッチリ買いたいものであるが、貧乏でそうもいかず、『青春と読書』(集英社のPR誌)の「荒俣宏の世界」特集100円と林氏のサイン入り『spin』7号1000円を。
特集の内容は、

荒俣ワールドへようこそ
食いしん坊な「オドロキ大王」 水木しげる
「ソウルメイト」荒俣宏 横尾忠則
全身口唇期のヒト 中沢新一
「歩く伝説」 南伸坊
我らの時代の天才 奥本大三郎
海からやってきた人 船曳由美<対談>荒俣ワールドのヒミツ 荒俣宏倉本四郎

委託販売ではない本書は閉店半額セール中なら50円だが、「閉店」はなくなったので、半額セールもなくなった。しまったなあ、『眼球譚』の生田耕作訂正用控本18万円(半額で9万円)を借金してでも買っておけばよかった。