神保町系オタオタ日記

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ヨゾラ舎で『本の装幀展示会目録』(国立国会図書館、昭和53年2月)

市内のヨゾラ舎で購入。昭和53年2月16日から25日まで国立国会図書館で開催された展示会の目録。展示品は同図書館所蔵本を中心としたが、成田図書館日本近代文学館などの機関に協力を得たほか、次の個人からも提供を受けた。

芹沢けい介、今岡規恵、福田清人、金子量重、小島悳次郎、鈴木平八郎、田坂仁郎、佐藤毅夫、林修、宮坂逸郎、稲村徹元、伴野有市郎、岡村謙二郎

稲村氏は橋口五葉装幀の夏目漱石『鶉籠』(春陽堂明治40年)を提供している。
目録には364冊あがっているが、どこに展示したのだろう。

ヨゾラ舎は、古本と中古音盤を扱う店で、丸太町通新烏丸通の交差点から少し下ったところの東側にある。詳しくは→「ヨゾラ舎
近くには、新刊書店では三月書房、古書店では尚学堂書店、今村書店、アスタルテ書房(閉店予定)、100000tアローントコ、レティシア書房、文月書林などがある。近々恵文社一乗寺店の元店長堀部氏の誠光社もできるらしい。この界隈が新たな本の聖地になるかもしれない。