神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

とり・みきと『臥猪庵通信』

某君らと作った同人誌はさっぱり見つからないが、とり・みき氏(本名鳥越幹雄)が編集委員の一人だった時代の小松左京研究会の会誌『臥猪庵通信』(がちょあんつうしん)が出てきた。2巻1号(1979年8月)の事務局スタッフ紹介によると、

鳥越幹雄 二一歳 明治大学三年 一期の会報を長い間、手書きで作ってきたので、やっと一息つけると思ったのもつかの間、また編集委員にされてしまった・・・。楽しい会報作りを目指します。女の人、お手紙ください。ニ一歳独身。

また、2巻5号(1980年1月)の編集委員として、土屋裕、鳥越幹雄、高橋正の名前がある。とすると、とり氏が、『文藝別冊』の小松左京特集で79年初夏まで編集をしていたというのは、実際にはもう少し後まで、編集をしていたことになる。

小松左京---日本・未来・文学、そしてSF (文藝別冊)

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