既に持っている本とは気付かずに、同じ本を二度、三度買ってしまうことがあったので、蔵書目録を手書きで作成していた時期がある。今ならパソコンに入力しておけば、検索も容易だろうが、もはやそういう元気はない。その目録が見つかったので紹介しておこう。
文庫、新書、選書は種類別、単行本は分野別、展覧会等の図録は、「図録」と一括りである。
単行本の分野としては、神秘、考古学・民俗学、ヒトラー、海外移民・留学、蘭学・英学、写真・映画、浮世絵・洋画、写楽、生物学・博物学、事始、キリスト教、目録・書誌、北海道、お雇外国人、伝記、建築、埋蔵金、探検、東京史、奇人、対外交渉史、ことば、江戸、明治、戦前、地方誌などである。今では関心のないものもあり、昔の自分の関心領域がわかって面白い。
「神秘」は、オカルト、偽史、トンデモ本などであるが、更に「古本」、「荒俣宏」 「新刊」の三種類に分けている。荒俣の著書をすべて「神秘」に分類するのはどうかと思うが、当時はそういう認識だったのだろう。「神秘」の「古本」は、150冊位だが、たいしたものはない。
