神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2022年春、今日も今日とて神保町で古本道

2022年4月某日、今日も神保町を廻る。古書会館であきつ書店さん放出本にほくほくと気をよくした後は、ジュンク堂書店神保町店へ。相変わらず座り読みしている人が多い。ジュンク堂が進出したために、老舗の某書店が閉店となり、一部の愛書家の顰蹙を買ったが、今では街に溶け込んでいるようだ。隣にブックオフ神保町店があるのも、便利なような、悪夢を見ているような不思議な気分である。
すずらん通りに出て、餃子の王将で唐揚げ定食を食う。同じビルには、ローソンストア100も入っていて、わすのような下流の人間にはありがたい。その先のビルには、畏友が経営する図書館本専門の古書店書物蔵が入っている。本人は「第二の早川図書」と称しているが、もはや早川図書を凌駕しているようだ。「クラキン」と呼ぶ人もいる店頭の均一台をあさり、店主といつもの書誌談義をして、同じビルのトマソン社を覗いてみたが、社長のu-sen氏は留守で奥さんにあいさつした。
ゲットした古本をじっくり読みたいので、ナンダロウさんが始めた地下のブックカフェにしけこむ。裏メニューとしてある奥さんが経営する養豚場で育った自慢の豚を使ったカツカレーも食べたいところだが、今日はもうお腹がいっぱいなので、やめておく。
ブックカフェを出て、千代田図書館で開催中の「黒岩比佐子蔵書展」を見に行くが、途中にある女性古書店主の店が集まったビルを覗く。古本女子でいっぱい。独男のオタには、いい目の保養になった。
今日も、神保町で古本三昧だった。月末の不忍ブックストリートでは、わすも一箱古本市の店主となるので、そろそろ準備をするか。