神保町系オタオタ日記

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読売新聞「異才列伝」に村井弦斎

読売新聞日曜版の連載「異才列伝」は、松本由佳さんによる「村井弦斎」。

戦前の弦斎は、山中で仙人のような生活も試みる。当時は奇人扱いされたが、震災後の今、身をもって「自然へ帰れ」と訴えた彼の生き方には親近感を覚える。「また一つ、予言*1が当たりましたね」と、黒岩さんと語り合いたいが、彼女も2010年秋、52歳の若さで震災を知らずに世を去っている。

*1:弦斎が企画したであろう報知新聞の記事「二十世紀の予言」(1901年1月2、3日掲載)。