中山忠直は、真崎甚三郎の日記にも出てくる。
昭和14年8月10日 八時山本大将来訪、明日より帰省すとて中山忠直著「我が日本学」を持参す。
8月12日 中山八時に来訪、国旗に揮毫依頼と其の著にして没収せられたる「我が日本学」を持参。同書は我が皇家の祖先は猶太と信じあるが如し。
8月13日 中山十一時に来訪、国旗二つに更に揮毫を乞ひしし[ママ]より直に之を諾す。
9月15日 中山十五時に来訪、我が日本学を没収せられたる不都合の分を除き訂正し出版したる為、予及山本大将に推賞文を乞ひしにより、本人の希望する如く記して与ふ。
中山の『我が日本学』はこの年の7月22日付で「我皇室の御先祖は「ヘブライ族」の渡来者にして、三種の神器は「ヘブライ王」所持の神器と合致すると論ず」として発禁。「山本大将」、山本英輔がここにも顔を出している。
(参考)4月27日、2006年6月6日
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モンガ堂さんが先日開催された不忍ブックストリートをまとめてくれている→「モンガ堂の日記」
行けなかった人や行っても全部回れなかった人には特にありがたい。昨年、和服姿の「どすこいフェステイバル」の人(東京大学生協書籍部)*1と話している黒岩比佐子さんを見かけたが、あの時が挨拶できる最後の機会となってしまった。黒岩さんも天国からまとめを読んで、楽しんでいるかしら。