神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

ジュンク堂の思い出(その3)

ジュンク堂の思い出」の第三弾。

2005年1月24日
 しまった!。京都店の思い出を忘れていた。昭和63年のオープン時、京都一の繁華街にある河原町で始まった書店戦争はマスコミにもとりあげられた。迎え撃つ丸善駸々堂、ブックストアー談などは、内心戦々恐々としていたはずだ。筆者が覚えているのは、一番ジュンク堂に近い位置にあり、多大な影響を受けると予想されたブックストアー談が新聞で「客層が違うから大丈夫」みたいなことを言っていたことだ。さすが、マンガやサブカルチャーなどに強いブックストアー談だなと感じた。その後、つぶれずに繁盛しているようだから、やはり単なる強がりではなかったのだろう。
 京都店についての感想としては、ジュンク堂はよく立ち寄り、よく買いもしたが、(ちょっと恩着せがましい・・・)駸々堂がワンフロアーなのに比べて、縦に細長く何階(1階から5階)にもまたがる八重洲ブックセンター方式であることや、何といっても思い入れのある駸々堂が近くにあるということで、専門書の充実度はほめるが、京都店にあまり愛着はない。だから、(その1)*1ジュンク堂ショックの最初の経験としてサンパル店をあげてしまった。時系列的にはサンパル店より先に京都店に行っているはずである。
 追記:駸々堂については、昔々、京都に住む田舎者の三要件といって、「ひとつ「本は駸々堂」、ふたつ「食事は味ビル」、みっつ「待ち合わせは阪急世界地図前」」と言われていた(その駸々堂も平成12年に倒産。アーア、ため息)。

その後、阪急も閉店になってしまいました・・・