『新派名優喜多村緑郎日記』第1巻に続いて、第2巻にも「古本大学」が出てきた。
昭和9年1月25日 夜の部を了へてから、紅梅と、たけ子をつれて、雪岡、若井と「古本大学」へ茶をのみにゆく。前の時の方が装置がいゝとおもつた。大分いろいろと主人公が女達を怖がらせたりするものゝ、きゃつきやといふ程のこと尠くあつた。
茶を飲むとか、女達を怖がらせるとか、相変わらず「どんな古本屋やねん」と言いたくなる。
(参考)「道頓堀にあった謎の古本屋「古本大学」」(2010年11月8日)
「古本大学という名の古本酒場」(2007年11月18日)