これは、買わないわけにはいかなかった。『彷書月刊』300号にして、休刊号である。目次をアップすると、
・特集 彷書月刊総目次後編 1997−2010
・読者のみなさまのおたより
連載
・尋ね人の時間（78・特別編） 生活社と鉄村さんと 河内紀
・均一小僧の気まぐれ古書店紀行（153） 最終回まで均一小僧 東京・三河島「稲垣書店」日暮里「信天翁」 岡崎武志
・紙屑のモダニズム（99） 誓いの文を払う 橋爪紳也
・ハルミン＆ナリコの読書クラブ（109） 『随筆空地開墾』 浅生ハルミン
・ぼくの書サイ徘徊録（110） 本は偏在する 南陀楼綾繁
・古本屋台（31） Ｑ.Ｂ.Ｂ
・踏切趣味（98） 踏切で バイバイ台風 ロマンスカー 石田千
・新刊・旧刊「絵のある」岩波文庫を楽しむ（44） これぞ明治生まれ下町女の気風 長谷川時雨にぞっこん 坂崎重盛
・昼寝のまくら（45） Ｍind Ｇames 藤巻法明
・本の海で溺れる夢を見た（54） 本の海 nanakikae
・おもしろ漱石（22） 中江兆民の『一年有半』 恩田雅和
・あんなことこんなこと（12） 「信男と昭一 二人の昭和」のこと 坪内祐三
・ナナフシの散歩道 秋のハエ 田村七痴庵
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ホンの情報、探求書・古書目録・即売会情報、猿楽町だより
「読者のみなさまのおたより」に一文を寄せた人（敬称略）は、
諸角和彦、戸島竹三、土屋定夫、内藤篤男、佐藤繁、他屋雄一、小林健太、佐々木直子、阿部亨、近藤勝弥、鎌田栄一、ペンネーム ヤマダ熊男、降旗宏一郎、有田嘉伸、長谷川修児、大島なえ、西村義孝、菅野俊之、佐藤康宏、岡町高弥、堀内恭、上笙一郎、青木正美、坂崎重盛、石田千、成瀬正祐、末永昭二、田中栞、篠原晴香、川口秀彦、石原誠
過去私が同誌について書いたのは、2009年6月8日、同年6月15日、同年10月14日、同年11月24日など。初めてこの雑誌を買ったのは、多分レジ台に平積みしていた書肆アクセス。そのアクセスもなくなった・・・
『彷書月刊』の志を継ぐ新たな古本雑誌が出現しないものか。
追記：国会図書館では、『彷書月刊』の27号（忠臣蔵特集）だけが欠号になっている。誰か余分に持っている人は寄贈してあげて。
