神保町系オタオタ日記

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小樽文学館の「日露戦争期の雑誌と書籍─国木田独歩・村井弦斎とその周辺」(黒岩比佐子コレクションによる)展

南陀楼綾繁氏は、2006年1月小樽文学館を訪問。「ぼくの書サイ徘徊録」第55回で「小樽で見つけたアナーキーな文学館」として紹介している。同館の玉川薫副館長が優れた企画者で、「伊藤整の『日本文壇史』」展(1998年7月〜9月)や「山口昌男氏の、(仮設)書物の神話学」展(2000年10月〜11月)を企画したという。この他、同館では「小樽・札幌古本屋物語」展(2004年9月〜11月)も開催されたらしい。さて、またまた玉川副館長の企画か不明だが、今年の9月4日(土)〜11月3日(日)には「日露戦争期の雑誌と書籍─国木田独歩村井弦斎とその周辺」(黒岩比佐子コレクションによる)展を予定しているという。同館のサイト「小樽文學舎」参照。

小樽には二度ほど行ったことがあるので、文学館も行っているのではないかと思うのだが、企画展の開催のない時期だったのか、記憶に残っていない。こんなにすばらしい文学館があったとは、迂闊であった。黒岩さんの企画展に合わせて、北海道に飛ばねばいかんか。

なお、黒岩さんの『古書の森逍遥』(工作舎)の6月刊行に関連した展示としては、この前に6月20日(日)から26日(土)までの1週間、東京古書会館で展示会が開催されるという。

(参考)『古書の森逍遙』の目次が、工作舎の「ホームページ」にアップされている。

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猫猫先生に警察の手が及ぶかという事態に2ちゃんも盛り上がっているようだ。書類送検されたらどうなるかしら・・・