六人社の戸田謙介は、早稲田大学時代から雨宮庸蔵の友人だった関係で、雨宮の『偲ぶ草』に名前が出てくる。
だから本当に人を紹介しようとする場合、私は本人と同行するか、前以て相手にあって話しておくかを原則とする。例えば友人の戸田謙介の場合。谷崎潤一郎を滞在中の偕楽園に訪ねて横溝正史の著書の件を依頼した時は同行のケース。同じく雑誌「民間伝承」の件に関し柳田国男を訪問した時も同行した。
前半は、横溝の『真珠郎』(六人社、昭和12年)の題字を谷崎に書いてもらった関係。後半は、『民間伝承』(昭和10年9月創刊)の発行を昭和19年5月号から六人社に移した関係。
戸田の詳しい経歴は不明*1だが、雨宮によると昭和58年没という。
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あっ、祝辞を書かねば。←祝辞を書きました。某ブログを見よ。