竹内好といっても、学生時代にちこっと読んだくらい。最近日記をつらつら読んでいると、色々発見す。
昭和23年12月25日 真善美社へゆくと、もう閉店。内山へより、らんぼおへゆく、四時ころ。五時定刻、一同集る。実藤も来る。東方から上条、小見山、杉、三人来る。酒を寄附する。かなり酔う。しばらく寝る。途中のこと覚えがない。あとで階下に人で一杯になる。昭森社の森田[森谷?]氏に紹介する。飯塚と二人で銀座へゆく。
*[ ]は、編者の注記。
あっ!「らんぼお」が出てきた。「内山」は内山完造の内山書店、「実藤」は実藤恵秀、「杉」は、東方書局の編集員で、翌年3月竹内と結婚する杉照子。「上条」は、東方書局の専務上条寛雄で、杉の義弟。のちの竹内夫妻がらんぼおに出入りしていたとは。わしも、林哲夫氏に負けぬ「らんぼお」研究者になってきたか。
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『愛煙家通信』創刊号が出てた。
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『日経ビジネスアソシエ』は、「今読むべき本」特集。読書会や書皮の紹介がやや目新しかった。