神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

元々社「最新科学小説全集」の翻訳家の経歴

元々社の「最新科学小説全集」を翻訳した13人の訳者の経歴については、既に11人まで紹介してきた。残るはあと二人である。ウィルソン・タッカー『未来世界から来た男』の訳者落合鳴彦については、ラセール・ギルマン『赤い門』(朋文社、昭和32年6月)の「訳者紹介」によると、

落合鳴彦 慶應義塾大学卒。英米文学研究家。訳書に『未来世界から来た男』その他あり。

残る一人は、C.S.ルイス『沈黙せる遊星』の訳者大原竜子。これが超難問。誰ぞ(書物蔵氏のことだよ)の応援を求む。

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12月11日 津田和弘(全集第二期の発行者)による元々社回想
12月24日 佐藤俊彦・南井慶二の経歴
12月25日 松浦康有・尾浜惣一・斎藤静江の経歴
12月26日 山田純・石川信夫の経歴
12月27日 船津碇次郎・国松文雄の経歴
12月28日 下島連の経歴
12月29日 鵜沢総明(元々社命名者)と斎藤晌(全集の企画者)の関係
12月30日 間野英雄の経歴
1月11日 下島連による元々社回想

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週刊読書人』の『図説 翻訳文学総合事典』全5巻(大空社)の特集を見て、ほしくなる。