国松文雄が戦前勤めていた華北綜合調査研究所とは何ぞやと思っていたら、誰ぞも愛読した岡崎次郎『マルクスに凭れて六十年』に出てきた。
中国土着産業の財産を接収してできた基金を元本にして「華北綜合調査研究所」(以下では綜研と略称)が設立され、文化局と経済局との二局編成で経済局長は満鉄の北支経済調査所長の兼任とされた。研究所長には中国の文学者周作人(魯迅=周樹人の弟)が飾り物として担ぎ上げられ、日本人の理事長と副理事長とが実権を握ることになった。理事長には前フィリピン派遣軍司令官森岡中将が、副理事長には元満鉄理事で北支那開発会社理事の伊沢*1が就任した。そのときの北支経済調査所長が田中九一で、またもや性懲りもなく私を呼び寄せたのである。
(参考)昨年12月27日
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このくそ寒いのに青空古本祭「羽鳥書店まつり」(←詳しくはここをクリック)があるらしい。
2月11日(木・祝) 12日(金) 13日(土) 14日(日)
駒込大観音光源寺境内
11時〜16時
しかし、古本魂がゆさぶられる。
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「本屋のほんね」氏もツイッターのためにブログ更新をしていなかったらしい。
*1:伊沢道雄。