平井一弘論文によると、エラ・ケートは、明治23年来日、40年早大で会話を受け持ち、42年再来日し、9月より早大で教えたという。典拠は主に『英語青年』らしい。ところが、坂口二郎の日記*1によると、より古くから早大で英会話を教えていたようだ。
明治36年11月30日 午前七時に起床して会話の暗記をして行くと、ケート先生第一に僕にやらせるといふ始末。出席生徒の少いために当るわ当るわ、旧約全書創世記第三十八章ほどのヂエセフ[ヨセフ]が話を二度ばかしやらせられて、やっと一時間。
注:[ ]は、編著者菊池友之による注。
坂口は、明治33年9月東京専門学校(早大の前身)国語漢文及英文学科(四年制)入学。
追記:平井一弘『あるモダン・ガールの昭和初期 マス・ケート一代記』(近代文藝社、2009年10月)によると、エラ・ケートの夫アイザック・ウオレス・ケートはユニヴァーサリスト教会の宣教師として来日し、明治36年から41年4月まで早稲田大学で英語を教えていたというので、「ケート先生」は夫のアイザックのようだ。
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2ちゃんねらーも「コ・・コ・・ココ・・・コココ・コメント欄キターーーーーーーーーーーー! 」と驚く猫猫ブログのコメント欄復活。
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書店が1月2日や3日から開店してくれるのはありがたいが、書棚の本が年末と何も変わっていないので、つまらない。
「ma-tango」氏によると、静岡浅間通りのするが書房の閉店セール中は今月17日までとのこと。お近くの人も、遠方の人も行ってみませう。
*1:『新聞人坂口二郎 明治編』