何とまあ、サントリーミュージアム天保山が来年12月に閉館。川崎市市民ミュージアムとかに比べると、便利な場所にあるのだが、それでも状況は厳しかったようだ。1994年開館時は、「美女100年展」であった。図録には佐伯順子先生(当時、帝塚山学院大学助教授)が、「女性の100年とポスターの中の女性」を執筆している。
この美術館開館後の100年記念展には、女性による女性美のイメージの100年展か、さもなくば女性の作品でつづる男性美の100年、という企画をぜひ見てみたいものだ。
と書いているが、その夢はかなわなくなった。しかし、佐伯先生、2094年まで生きるつもりかしら。