ma-tango氏がいう*1松尾書店とはこのことかしら。
書店となれば、七間町通りの吉見書店へまっすぐには行かず、まずその手前にあった古本屋をのぞく。(略)いつも店の奥の決った場所にいて、かならず本を読んでいた。かたわらに小ぶりの火鉢があり、冬はそこに火が入っていたが、火が入っていない夏でも、おじさんはかならず火鉢のふちに片手を乗せていた。たまに奥さんらしい人が茶をいれかえにあらわれては、顔を見定める前にすっと引っ込んだ。(村松友視「駿府の古本屋」『意地悪な人 ベスト・エッセイ2006』。初出は『本の旅人』2005年10月号)
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内澤旬子さんは5月号と記憶違いしているが、7月号。→「http://www.coop-book.jp/list/backno_top.html」のバックナンバー欄参照(「いいオンナ」してる)。
9月の「知る楽」で円満字二郎「戦後日本漢字事件簿」があるらしい。
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大正15年
1月 神代種亮<作家と文字(三) 里見弓享氏の文字> 文章倶楽部
2月 <創作上の技巧と内容に就いて> 文藝時報
4月 <稚くして見たる芝居> 演劇新潮
5月 <沢村源之助の思ひ出> 演劇新潮
6月 <力一ぱいの仕事をすること>→7月
7月 「演劇時局漫談」→6月
10月 「オンネコタン」→9月・10月
とりあえず大正期のチェックをしてみました。明治・昭和期はこれから。