神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

201×年夢の黒っぽい一箱古本市


201×年「お忍びブックストリート」が開催された。公式記録で、黒岩審査員の講評を見てみると、

「書物蔵」 店主のライフワークである大東亜図書館学に関する蔵書のうち不要になったものが放出されていました。図書館員や図書館学の研究者でにぎやかでしたが、対立する派閥が出くわし、あわや「図書館戦争か!」という事態もありました。そんな間隙をついて、友人のA氏やC氏がごっそり買い占めているのが目につきました。稲村徹元さんがお忍びで来られたそうです。


「太霊堂」 店主のma-tango氏は宗教関係の研究者ですので、店名は「太霊道」にちなんだものと思われます。霊術関係の黒っぽい本を中心に幻想文学などもありました。売れそうもない類似宗教関係の本が飛ぶように売れていたのは、集団催眠術をかけたのではないかともっぱらの噂ですが、真偽のほどは不明です。生前の由良君美と面識があったのか、四方田犬彦氏、武田崇元氏が来店していたそうです。


「そうはトン・コヤノが卸さない」 店名こそ「卸さない」ですが、なんのその、学生時代から神保町で収集した洋書を中心に豊富な品揃えでした。店主はタバコを吸いに行っていたのか、見かけませんでしたが、奥さんが代わりに店番をしていました。かえってその方が売り上げがアップするのではないかと思いました。電信柱の陰から、東大講師雇止めの仕掛け人SM教授が様子をうかがっていたそうです。


作りかけたが、あまり面白くないのでやめる。

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東京堂書店の今週のベストセラー第10位に『東京見便録』(文・斉藤政喜、イラスト・内澤旬子)が登場している。最近新聞・雑誌で紹介されていた覚えはないが、何かきっかけがあるのだろうか。


岡崎氏のブログに出ていたけれど、サンブックス浜田山で「晶文社僅少&品切れ本フェア」をやっているらしい。猫猫先生はのぞいたかしら。


週刊少年チャンピオン』にブラック・ジャック