神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

井上哲次郎の遺体を運ぶ串田孫一


串田孫一の日記*1井上哲次郎が出てきた。

昭和19年12月9日 七日の午前六時六分に井上哲次郎博士逝去。前夜の空襲で疲れ、遅く起きると、寺澤恆信君が知らせに来てくれたので、自転車で表町の家へ行き、夕刻まで玄関番の役を引き受けた。博士の遺体を二階の日本間から下の座敷へ下ろすのを手伝ったが、腰のあたりに手をかける。夫人はいつものように口を少しまげて、「おお、まだあったかいのに・・・・」と言われた。


    12月13日 井上博士の葬儀。老博士たちが武装をして来る。私は受付をしていたが会葬者の中でおやっと思ったのは廣田弘毅と村瀬幸子。


村瀬幸子は女優か。

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都立中央図書館から多摩図書館への雑誌の移管手続が始まっているらしい。不便さう。→「http://www.library.metro.tokyo.jp/15/15170.html


イタリア文化会館東京の須賀敦子の蔵書公開(3月27日-4月5日)→「http://www.iicbelgrado.esteri.it/IIC_Tokyo/webform/SchedaEvento.aspx?id=309

*1:串田孫一集第八巻』