『吉野秀雄全集第八巻』所収の昭和18年4月29日付け「厨子町小坪湘南サナトリューム東寮 山田珠樹」宛書簡に、
日曜に御入院住み心地およろしきよし何よりでした
とある。「日曜」が直前の日曜日とすると、珠樹が入院したのは4月25日ということになる。珠樹は、おそらく退院することなく、同年11月24日死亡。
最初の妻だった森茉莉の人気に比べて、珠樹に関する研究はほとんどないと思われる。茉莉の呪いか。
(追記)島木健作の「昭和十八年日記」の4月28日の条には「佐藤鏡子氏来訪。山田珠樹氏入院したりと」とある。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
日本近代文学館「声のライブラリー」は、5月9日(土)2:00〜4:00)。小林信彦、森まゆみ、夏石番矢(俳人)、司会:樋口覚(文芸評論家)。
「だんだん」ももうすぐ終わり。松江に行ったのは、美術館(ドラマで何度も映ったが、宍道湖畔のガラス張りの建物)ができる前に2回、できてからも2回だと思う。何度行っても、また行きたくなる町。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
『旅』5月号はブータン特集。
『サンデー毎日』で岡崎氏による文:斉藤政喜・イラスト:内澤旬子『東京見便録』の書評を見る。