ムー大陸の提唱者チャーチワードの女助手だったとされるフローレンス・ウェルス。天羽英二の日記昭和17年5月31日の条に「米国人 子供ノ先生」とある*1が、「子供ノ先生」を単に職業が教師だという意味と解していたが、天羽の子供の先生だったようだ。
日記の昭和16年2月11日の条に、
夕刻 浩平ト散歩、広子 和子 画先生来邸「ピアノ」往訪、和子 民雄「ミスウエルス」英語往訪。子供モ学校及稽古多忙
とあるので、ウェルスは天羽の子供の英語の稽古の教師だったということになる。
また、彼女は昭和22年3月6日の条にも出ていた。
来信 和子英文「ハガキ」 25/2 消印 入学願書提出 「ミスウエルス」
なお、広子は長女で大正12年生、和子は次女で大正14年生、民雄は次男で昭和2年生、浩平は三男で昭和3年生である。
(参考)戦時下抑留されたウェルスだが、抑留者について吉川弘文館から小宮まゆみ『敵国人抑留』(歴史文化ライブラリー)という本が出た。
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確かに誰ぞを騙る変なメールが来てた。
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今週の黒岩さんの書評は、予想通り、コンスタンチン・サルキソフ『もうひとつの日露戦争 新発見・バルチック艦隊提督の手紙から』(朝日選書)。ん、来週分の予告にも黒岩さん向きの本が出てるだす・・・