安藤礼二『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社)を読む。「身毒丸変幻 折口信夫の「同性愛」」*1に「大波小波」の匿名批評が出てくる。
ここにこのような論考を発表するきっかけとなったのは、『群像』二〇〇五年七月号に掲載された折口信夫の新発見資料とその背景を解説した拙稿「虚空の曼陀羅」に対して、同年六月一日付の東京新聞「大波小波」欄に名指しの批判が出たためである(「安藤礼二の“勇み足”」)。ただしこの「大波小波」欄自体についていえば、そのあまりの拙速さ、またあまりにもレベルの低い論の運びなど、うんざりする体のものであった。(略)「大波小波」の記事を書いた人物は、団塊の世代に属し、民俗学にも造詣の深い「文芸評論家」であるという。
「民俗学にも造詣の深い「文芸評論家」」さん、「大波小波」の執筆者だったのか・・・
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往来堂書店による里見とん伝の紹介→「http://www.ohraido.com/main/book/staff/index.cgi?cmd=detail&id=090117214259534075312782079」
*1:初出は、『群像』2005年9月号