平塚らいてうの年譜(『平塚らいてう著作集 補巻』)にアヤシゲな記述があった。
昭和14年 中山貞子を識り、掌波療法による治療を受ける。これを機縁として掌波療法を修得す。
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猫猫先生を怒らせた(?)鳥越碧さんが「「花筏」こぼれ話」(『本』1月号)を書いていた。
(略)私は、なるべく史実に添うように心掛けつつも、主人公を生き生きと描くために、あえて史実から逸れることがある。
たとえば、今回の、文豪谷崎潤一郎の妻、松子を主人公にした長編小説「花筏」では、二人の出会いの部分を、私はかなり大胆に変えた。
猫猫先生の谷崎本についても言及している。
それで、小谷野敦著「谷崎潤一郎伝−堂々たる人生」に「源氏物語」の現代語訳を出すまで、潤一郎が中央公論社に度々、原稿料の前借りをして、ある時には、歯の治療費まで借金したとあるのを、あまりの多額な治療費なので、入れ歯ではなかったかと推量して、そう書き、松子との諍いの場面でも入れ歯を小道具として使用した。
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映画の「K-20怪人二十面相・伝」は、昭和24年の「帝都」が舞台らしい。ということは、「帝国図書館」も健在だということだすね。館長は、岡田温かすら。