大橋図書館の司書で、後に民俗学者となる大藤時彦についても、年譜や伝記はないと思われる。略歴については、昨年8月29日を参照してほしいが、詩人神西清ととは親しかったようで、日記*1にしばしば名前が出てくる。そのうちの一部を紹介すると、
昭和12年4月12日 大橋図書館で時彦君に逢ふ。一時間あまりも話し込む。
18年2月21日 正午、竹薮を分けて山越しに浄明寺谷に大藤氏を訪ふ、一家惣出なり、新子刀自を撮影、
大藤の召集については、柳田國男の『炭焼日記』昭和20年3月17日の条にも、「大藤ゆき子さん訪来、主人召集、昨日出発して小倉へ入隊といふ。因幡へ疎開せんかといつて迷つて居る」とある。大藤ゆきは、時彦の夫人の民俗学者。
(参考)一昨年8月2日
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八木晃介『健康幻想の社会学』(批評社、2008年10月)52−53頁に「喫煙への集中砲火状況について、小谷野敦(東大非常勤講師)は「禁煙ファシズム」と命名しました(〇六年五月十五日付朝日新聞』)」とあった。
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ぽかぽかする古本日和で、誰ぞも近づく悪寒もしないので、うかうかと(?)芦屋の古本市まで散歩してきた。
お客は十人いるかいないかくらい。明日は天気も悪そうだが、売れ行きはどうなるだろう。
ここでも『佐野繁次郎装幀集成――西村コレクションを中心として』を売っていた。
ここ数日、はてなキーワード「ヨコタ村上孝之」からのアクセスあり。見てもらってもしょーがないことしか書いていないけどね。
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一昨年3月17日に言及した西村捨也には、「図書館史の意義と構造に関する覚書」(『図書館学』3号)なる一文があるみたい。