神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

三田村鳶魚とその時代


安食文雄三田村鳶魚の時代』は、「牧野元次郎のニコニコ主義と雑誌『ニコニコ』」も収録されていたりして、楽しめる本である*1。同書の「三田村鳶魚と知の交遊圏」によると、鳶魚が知的な交遊関係を持った人物としては、

山中共古 林若樹 三村竹清


寒川鼠骨 島田筑波 樋口二葉


木村仙秀 海音寺潮五郎 山岡荘八


土師清二 柴田宵曲 森銑三 


水谷不倒 尾崎久弥 木村綿花


大槻憲二 伊藤痴遊 坪内逍遥


岡本綺堂 井伏鱒二 藤沢清造


細田源吉 和田伝 饗庭篁村


南方熊楠 柳田國男 中山太郎


宮武外骨 木村毅 市島春城


内田魯庵 千葉亀雄 朝倉無声


幸田成友 山下重民 田村栄太郎


笹川臨風 赤堀又次郎 河竹繁俊


山崎楽堂 黒川真道 山本玄峰 


山川智応 安藤正純 島田蕃根


土屋詮教


などがいるという。やはり集古会のメンバーが多い。大槻憲二の名前に驚くが、3月16日に両者が登場していた。


余談だが、『ニコニコ』という雑誌は、大西小生氏によると永代美知代が一時期常連の執筆者だったりするようだが、総目次がないかしら。

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問題は、誰ぞが木曜日の日帰りか、金曜のバイトを終えた土日に来るかだ。再び様子を見るべ。
良い子は、京大生協のブックセンタールネにも寄りましょう。

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弁天町ORC200古本祭というのもあるみたいだすね。

*1:目次は、「本の目次を写すは楽し」(「http://d.hatena.ne.jp/okjm/20061004/p1」)参照。